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〒101-0044 東京都千代田区鍛冶町1-9-1 第二大久保ビル3F

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Q&A

診療について

診察に予約は必要ですか?

診療をご希望の場合には、電話予約をお願いしております。
緊急の場合を除き、初診・再診とも原則として電話予約を、お願いいたします。
緊急時には速やかに対応いたします。
感冒症状などで当日お具合が悪い場合には、受診前に電話連絡をお願いいたします。
内科では診療内容によりお待たせする場合がありますが、なにとそご了承ください。予約いただきました時間はご来院のおよその目安とご理解いただければ幸いです。

薬は院内でもらえますか?院外処方箋ですか?

原則として院外処方となります。院内処方は、基本薬の短期間処方に限らせていただいております。内科慢性疾患の薬剤は多種多様化しておりますので、薬局薬剤師による服薬管理指導を受けていただくことが副作用の予防にもつながります。

糖尿病について

インスリン自己注射は外来通院で始めることができますか。

当院では1968年の開業以来、糖尿病インスリン治療の診療所としてインスリン自己注射指導に携わってまいりました。当院では2型糖尿病でインスリン治療を必要とされる場合、ほぼすべての方が外来通院でインスリン自己注射を導入開始されています。
ただし、1型糖尿病、ご病状が不安定、合併症の進行、などの場合には入院治療を要することもあります。現在は使い捨てのペン型インスリン注射製剤が主流です。改良により痛みも軽減されており、当院では長さ4ミリ細さ32G(径0.23ミリ)の注射針を採用しています。

インスリンが十分に膵臓から分泌されているのに糖尿病になるのはなぜですか。

膵臓からのインスリン分泌が十分に保たれているのに血糖値が高くなるのは、細胞へのインスリンの作用が出にくくなっているからです。これをインスリン抵抗性が高いと表現します。インスリン抵抗性は内臓肥満が原因です。内臓脂肪細胞が産生する悪玉アディポカインがインスリンの作用を妨害するからです。内臓肥満は男性や閉経後の女性に多く見られる肥満です。これを改善するためには日々の生活習慣を見直して食事療法や運動療法を行うことが基本となります。インスリン抵抗性を改善する薬の服用も作用が期待できます。

糖尿病はがんと関係がありますか

糖尿病とがんの危険因子には共通点があります。不適切な食事・身体活動量の低下・肥満・喫煙・過剰飲酒は多くのがんの危険因子であると共に、糖尿病悪化のリスク要因でもあります。逆に考えれば、健康的な食事・適度の運動・体重管理・禁煙・節酒は糖尿病の悪化を防ぎがんの予防につながる可能性があるということになります。また、インスリン抵抗性が高い糖尿病では、インスリンの作用が鈍いために血糖を下げようとして膵臓からますます多くのインスリンが分泌されるようになり、高インスリン血症になります。このインスリン抵抗性と高インスリン血症ががんの発症に影響を及ぼしていると考えられています。血糖値が高いと細胞内の活性酸素が増えて酸化ストレスが高まり、細胞のDNAにダメージを与えることもわかっています。

最近の糖尿病の治療薬について教えてください ~GLP-1受容体作動薬

GLP-1受容体作動薬は2型糖尿病の治療薬です。小腸から分泌されるGLP-1というホルモンの働きを高める作用があります。GLP-1には、膵臓のβ細胞に作用してインスリン分泌を増やし血糖値を下げる、膵臓のα細胞に作用してグルカゴンの分泌を抑えて血糖値の上昇を抑制する、脳(中枢神経)に作用し食欲を抑え肥りにくくする、腸管での食物の通過時間を遅くして急激に血糖値が上がらないようするという働きがあります。従来のGLP-1受容体作動薬は注射薬で、それぞれ専用の注入器で毎日1~2回または週1回、自分で皮下注射をします。2021年には経口のGLP-1受容体作動薬が発売され、注射が苦手な方でも治療を受けることができるようになりました。

最近の糖尿病の治療薬について教えてください ~SGLT2阻害薬

日本では2014年から使用されるようになった糖尿病治療薬です。腎臓から一度尿中に出たブドウ糖の再吸収を阻害して、排泄量を増加させる薬です。服薬中に尿検査を行うと尿糖がいつも陽性になります。ブドウ糖の尿中排泄量が増加する結果血糖値が下がり、体重が減るという作用があります。また、尿糖排泄による浸透圧利尿作用により尿量が増え、血圧を下げる作用があります。さらに、最近は心不全への作用があることが確認され、心血管疾患の既往や心不全のある糖尿病の方へ投与が推奨されています。服薬中は脱水予防のために適度な水分の補給を心がけることが大切です。

膠原病・リウマチ疾患について

膠原病を疑う症状にはどのような症状がありますか。

  • 原因不明の発熱
  • 体の痛み
  • 体重減少
  • 全身倦怠感
  • 日光過敏症
  • 顔面の紅斑
  • 手足や体の紅斑
  • 関節の痛み、
    腫れ、熱感
  • 指が冷たく白くなる
  • 筋肉痛
  • 筋力低下
  • 口が乾く、
    唾液が少ない
  • 繰り返す口内炎
  • 味覚障害
  • 目が乾く、瞳の異常
  • 耳下腺や顎下腺の腫れ
  • 息切れ
  • 乾咳が続く
  • 手足や顔のむくみ
  • 高血圧
  • けいれん
  • 精神症状
  • 甲状腺腫大
  • 視力低下
  • 爪や指尖の変形
  • 腹痛
  • 腹部膨満
  • 嚥下障害
  • リンパ節が腫れる
  • 皮膚潰瘍

など非常に多彩です。
全身疾患で、症状が多臓器に渡ることが特徴です。
上記のような症状が続き、診断がつかない場合には膠原病を疑ってみてください。
当院では膠原病・リウマチ疾患の診断・治療に力を入れています。

関節リウマチの痛みはほかの関節痛とどのように違いますか。

手指や膝の関節が痛むのでリウマチではないかと相談をお受けすることがあります。例外はありますが一般的に、関節リウマチには下記のような特徴が見られますので、チェックしてみましょう。

  1. 手指の第2関節・第3関節・手首の関節(手関節)の痛みはありますか。
    関節リウマチではこれらの関節の痛みがよく見られます。ご高齢の方で両手の指の第1関節がかたく腫れて痛みが続くことがありますが、これは大抵の場合ヘバーデン結節というものです。老化によって起こる変形性関節症が原因で関節リウマチとは異なるものです。
  2. 関節の腫れや痛みが左右両方に出ていますか。
    関節リウマチは全身性の自己免疫疾患ですので、関節症状は左右の片側だけにとどまることはありません。両側の手指や手首などに複数の関節炎が現れることが特徴です。
  3. 朝の手のこわばりはありますか。
    関節リウマチを発症するしばらく前から、朝、手指がこわばって握りにくいという症状が見られることがあります。発症とともに顕著になります。関節リウマチの関節症状は朝起きた時が一番つらく、午後から夕方にかけて少し楽になる傾向があります。
  4. 関節の痛みは6週間以上続き、熱をもって腫れていますか。
    関節リウマチは捻挫などの一時的な外傷等とは異なる慢性の炎症性疾患です。徐々に関節症状が現れ、多くの場合手指や手首などの関節が左右対称性に熱をもって腫れて痛み、その症状が治まらずに数週間以上続きます。肩・膝・肘・足関節などの大きな関節、顎関節・胸鎖関節などにも同様の症状が見られることがあります。

睡眠時無呼吸症候群について

睡眠時無呼吸症候群の検査はできますか

携帯用簡易PSG装置を持ち帰り、自宅で装着して検査ができます。いびき・疲労感・昼間の眠気が気になる方はご相談下さい。無呼吸による低酸素状態を放置すると、認知機能の低下・性格の変化・不眠症・夜間頻尿・起床時の頭痛・インポテンツなどの症状を引き起こすほか、高血圧の悪化・不整脈・脳血管障害・冠動脈疾患(心筋梗塞)の危険性を高める原因となり、心血管系の突然死や糖尿病悪化との関連が示唆されています。

CPAP治療について教えてください

簡易PSG検査にて無呼吸低呼吸指数が1時間に40回以上の重症睡眠時無呼吸症候群と診断された場合には保険診療でCPAP(持続式陽圧呼吸療法)を当院外来で導入管理することができます。肥満の改善や生活習慣病の治療と合わせて包括的に治療を進めることで、合併症の予防効果が期待されます。

予防接種について

インフルエンザワクチンの接種はいつ受けたらよいでしょうか。

当院では毎年10月~1月に季節性インフルエンザワクチンの接種を行っています。インフルエンザワクチンは多くの方が毎年接種されることで、流行を抑え予防作用が高まるとされています。接種時期が近づきましたら詳細を「お知らせ」に掲載いたしますのでご覧ください。

高齢者肺炎球菌ワクチンの定期接種について教えてください。

当院では高齢者を対象とした肺炎球菌ワクチンの定期接種をおこなっています。定期接種に使用されるワクチンは23価肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチン(ニューモバックスNP)です。対象者の基本は65歳以上の方です。60歳以上65歳未満の者であって心臓、腎臓または呼吸器の機能障害を有する方、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫不全のある方も対象となります。多くの自治体から初回接種費用の補助がありますので送付された接種予診票をご持参ください。肺炎にはさまざまな原因があり、肺炎球菌には多くの血清型がありますので、過去に肺炎や肺炎球菌感染症にかかっていても定期接種の対象になります。初回接種後5年間は再接種できませんので、再接種を希望する方は前回の接種日をご確認の上、ご相談ください。当院での接種費用は7,700円(税込み)です。

風疹の症状を教えてください。

風疹は風疹ウイルスによる感染症で、2~3週間の潜伏期のあと、発疹・発熱・リンパ節の腫れなどの症状を認めます。感染しても発病しない不顕性感染の人が15~30%程度見られます。感染すると免疫ができますので、大部分の方は風疹にかかることはありません。子供では症状は比較的軽いですが、まれに脳炎や血小板減少性紫斑病などの重篤な合併症がみられます。大人では子供より症状が重いことが多く、また、妊娠初期に風疹にかかると胎児が風疹ウイルスに感染し、難聴・心疾患・白内障・心身の発達の遅れなどの障害を引き起こすおそれがあります(先天性風疹症候群)。

大人も風疹ワクチンの接種をしたほうがよいのでしょうか。

子供だけでなく、成人女性や周囲の大人が風疹ワクチンの接種を受けることによって流行を防ぎ、妊婦さんに風疹ウイルスが感染することを予防できます。妊娠している方が風疹ワクチンを接種することはできません。また、妊娠可能な年齢の女性が風疹ワクチンを接種する場合は、なるべく生理中~直後に接種し、その後2カ月間避妊する必要があります。
2018年7月以降に関東地方で風疹の大流行があり、米国では同年10月に風疹に免疫のない妊婦は日本への渡航を控えるよう注意喚起を発出しました。このような状況から現在、風疹感染拡大への追加対策として、定期接種を受ける機会が一度も無く抗体保有率が低い1962年4月2日~1979年4月1日生まれの男性を対象として全国で抗体検査と定期接種が実施されています。

風疹ワクチン接種前に抗体の検査は必要でしょうか。

風疹にかかったことがあるか、また、以前に接種したワクチンの作用が現在もあるかどうかは、血液検査でわかります。血清の風疹抗体価を測定した場合、HI法では8倍未満、CLEIA法では20IU/mL未満が陰性です。HI法で16倍以下、CLEIA法で45IU/mL未満は抗体価が十分ではないと判定されますので風疹ワクチン接種をすることが推奨されます。
ただし、ワクチン接種前の抗体検査は必ずしも必要ではありません。風疹にかかったかどうかわからない方などで、免疫をすでに持っているかもしれない方がワクチン接種を受けても特に問題はありません。そのような場合も、さらに風疹に対する免疫が強化されることが期待できます。